べニューニュース

1000話・100巻の記念展覧会。誰も見たことがない「ONE PIECE」を体験

「ONE PIECE ONLY」展

2024年10月9日(水)から2025年1月13日(月・祝)まで、東京都立川市のPLAY! MUSEUMにて「ONE PIECE ONLY」展が開催されます。本展は、世界初の展覧会であり、『ONE PIECE』の制作プロセスや貴重な資料を展示する特別なイベントです。

目玉は、『ONE PIECE』の誕生から現在に至るまでの過程を描いたアート作品や資料の数々。原作者・尾田栄一郎氏の原画や1000話のネーム、印刷過程の資料を一堂に集め、コミックスが読者の手元に届くまでの舞台裏を詳細に紹介します。

『ONE PIECE』1000話のネーム © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. Photograph by Naoki Honjo

また、全長140メートルに及ぶ「ONE PIECEの大絵巻」では、1話から1110話までを圧倒的なスケールで展示し、『ONE PIECE』の世界に没入できる空間を提供します。

さらに、来場者にはジャンプコミックスサイズの展覧会図録をプレゼント。この図録には、ネームや原画のクローズアップ写真、印刷資料など、貴重な情報が192ページにわたり収録されています。

会場限定販売のカラー版図録やオリジナルグッズもファン必見のアイテムです。また、オリジナルグッズには「週刊少年ジャンプ」と同じ用紙で印刷された名場面ポスターや、特別デザインのアパレル、ステーショナリーなど、ファン心をくすぐるアイテムが揃っています。

展覧会では、来場者がイラストを描いて「黄金の部屋」に展示する体験型企画や、展覧会を記念した号外ポスターの配布も行われます。さらに、「宝箱」の海外輸送用クレートの装飾など、ファン参加型のコンテンツも充実しています。このほか、8Kハイスピードカメラで撮影された印刷工程の映像インスタレーションも見どころです。

ジャンプコミックス『ONE PIECE』100巻用カバーのカラー原画 © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. Photograph by Naoki Honjo

さらに、PLAY! MUSEUMならではの新しい試みとして、漫画のアートプリントを未来に伝えるプロジェクト「集英社マンガアートヘリテージ」に基づいた作品の展示も行われます。尾田栄一郎氏の原画を活版印刷や和紙を用いた特別な技法で再現したアートプリントが多数並びます。

この展覧会は、漫画『ONE PIECE』の創造的なプロセスをアートとして未来に伝える試みであり、漫画文化の新たな可能性を体現した貴重な機会となっています。

edit & write: yoko sueyoshi
会期:2024年10月9日(水)~2025年1月13日(月・祝)
会場:PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F)
開館時間:10:00~18:00(最終入場 17:30)
休館日:12月31日~1月2日
入場料金(税込):一般 2,400円、大学生 1,800円、高校生 1,200円、中・小学生 800円、未就学児無料 ※完全日時指定制(入場券はセブンチケット限定発売)


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
X
facebook