新たなイベント・スペース創造のヒントとなる業界トレンドを
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べニューニュース

2024年9月11日（水）から15日（日）まで、東京・大手町で「若手の夜明け2024 TOKYO」が開催されます。このイベントは、若手醸造家たちが日本酒業界を盛り上げるべく、自らの技術と情熱を発信する場として注目されています。

2007年に有志の若手醸造家たちの熱意から始まった「若手の夜明け」は、蔵の大小や歴史に関わらず、健全な競争環境の中で切磋琢磨し、日本酒業界のさらなる成長を目指しています。

今後の成長が期待される若手酒蔵から業界最注目の実力派酒蔵まで、日本全国から過去最多の64蔵が参加し、約200種類の日本酒が提供されます。多様な日本酒の試飲が可能で、特色ある日本酒を一度に楽しむ絶好の機会となっています。また、日本酒に合うフードの販売なども予定。各蔵が推薦するご当地おつまみが多数販売されます。

特に注目すべきは、2024年の能登半島地震で被災した酒蔵を支援するプロジェクト「能登の酒を止めるな！」で醸された共同醸造酒の試飲です。このプロジェクトは、被災蔵と県外の協力蔵との共同醸造に挑戦しています。

また、日本酒ガイドミニツアーも開催され、日本酒のスペシャリストと共に会場内のブースを巡り、
おすすめの日本酒を味わえるまたとない機会。知識・経験豊富なスペシャリストから日本酒の持つ
ストーリーや味の特徴などを学べます。

ソムリエや蔵元から直接学ぶことができるため、日本酒に対する知識を深めることができます。日本酒愛好者だけでなく、初心者も楽しめる内容が満載のイベントで、日本酒の奥深さを体感し、その魅力に浸ることができます。

edit & write: yoko sueyoshi

会期：2024年9月11日（水）〜15日（日）
開催時間：9月11日（水）〜13日（金）17:00-21:00、9月14日（土）、15日（日）12:00-18:00
会場：大手町フィナンシャルシティ（東京都千代田区大手町1丁目9）
費用：無料（試飲販売等は別途有料）


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

日本酒の新星が東京に集う、特別な5日間

モンスターハンター20周年-大狩猟展-

2024年7月19日(金)から9月8日(日)まで、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて、
「モンスターハンター20周年 -大狩猟展-」が開催されます。

20年の歴史を誇るハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズ。その魅力を余すところなく体感できる本展では、シリーズの歴史を彩ってきた数々のモンスターの迫力満点な造形や貴重な資料、開発秘話などを一挙公開。ファンにはたまらない、ゲームの世界観にどっぷりと浸れる内容となっています。

「武器プロジェクション」は「モンスターハンター：ワールド」とその拡張版「モンスターハンターワールド：アイスボーン」に登場する全14種類、277種類の武器から、来場者が選んだものを実物大で立体的に表示するコンテンツです。

その他、ファン必見の貴重な設定資料や開発資料を多数展示。開発陣の熱い想いが伝わってくる貴重な資料の数々を見ることができます。また、ここでしか手に入らない限定グッズも販売。アクリルスタンド、クッション、Tシャツなど、豊富なラインナップを取り揃えています。

展覧会と同フロアにある「THE SUN & THE MOON（Cafe）」では、モンスターハンターの世界観を反映した特別メニューが楽しめる「大狩猟 CAFÉ」もオープン。オリジナルランチョンマットのプレゼントも
あります。

モンハンのファンにとってはもちろん、ゲームに興味のある人々にも楽しめる内容。20年の歴史を持つモンスターハンターシリーズの魅力を存分に味わえます。

edit & write: yoko sueyoshi

会期：2024年7月19日（金）～9月8日（日）
開催時間：10時〜21時（最終入場20時）
会場：森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ森タワー52階）
費用：（平日/土日祝）大人：3,700円/3,900円、13歳未満：1,800円/1,900円　※税込


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

ハンターたちよ、本能を呼び覚ませ！大人気ゲームの世界が現実に

TRIO　パリ・東京・大阪　モダンアート・コレクション 

2024年5月21日（火）～8月25日（日）まで、東京国立近代美術館で、「TRIO  パリ・東京・大阪  モダンアート・コレクション」を開催中です。

独自の文化を育んできたパリ・東京・大阪の3都市にある「パリ市立近代美術館」「東京国立近代美術館」「大阪中之島美術館」から、絵画や彫刻など珠玉のコレクションが、初来日の作品32点を含めて約150点集結。

ピカソ、バスキア、藤田嗣治、佐伯祐三など、20世紀から現代にかけて活躍してきた110名のアーティストの作品が一堂に会します。

本展最大の特徴は、34のテーマに沿って、共通点のある作品でトリオを組んで展示されているところ。例えば、「モデルたちのパワー」と名付けたテーマでは、アンリ・マティス、萬鉄五郎、アメデオ・モディリアーニのトリオで作品を展示。それぞれの作家がモデルとなる女性をどのように描いたのか、作品3点を見比べながら鑑賞できます。

他にも、「空想の庭」をテーマにしたトリオでは、植物や動物を描いた絵画を展示。絵のタッチや構図の独自性などから、それぞれの作家のこだわりやイマジネーションを感じ取ることができるはずです。

東西の巨匠が同じテーマで作品を描くとどうなるのか。これまでにないような視点で、作品鑑賞を楽しめるユニークな展覧会となっています。

会期：2024年5月21日（火）～8月25日（日）
開催時間：10:00～17:00 ※入場は16:30まで ※金曜日と土曜日は20:00まで
休館日：月曜日 ※7月15日、8月12日は開館、翌火曜日休館
会場：東京国立近代美術館
費用：一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方とその付添者（1名）は無料


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
※一部作品は展示替えがあります。
※2024年9月14日（土）～12月8日（日）大阪中之島美術館で開催

新感覚。3つのアートをくらべて発見を楽しむ

CLAMP展

2024年7月3日（水）～9月23日（月・休）まで、国立新美術館で「CLAMP展」が開催されます。

いがらし寒月、大川七瀬、猫井、もこなの女性４名からなる創作集団「CLAMP」は、アニメ作品『コードギアス』シリーズ、『カードファイト!! ヴァンガード overDress』『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』ではキャラクターデザイン原案、『カードキャプターさくら』ではシリーズ構成、脚本、衣装デザインを担当するなど、漫画ジャンルの枠を超えて、多様な漫画作品を生み出してきました。

国内外に多くのファンを持つ「CLAMP」のこれまでにフォーカスした本展は、1989年のデビュー作『聖伝-RG VEDA-』から最新作『カードキャプターさくら   クリアカード編』まで、23作品を網羅した約800点のカラー・モノクロ原画を展示。「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」「IMAGINATION」「DREAM」の７つのテーマを切り口に、CLAMPの世界を巡る展示となっています。

なかでも、「MAGIC」はCLAMP作品を読んだ時の「魔法にかけられたような体験」を映像展示で表現。数々のキャラクターが登場する3種類の映像を巨大な壁に投影し、ここでしか味わえない没入感を楽しめます。他にも、CLAMP作品ならではの「思わず口に出してしまう、語感のいい名台詞」を散りばめた空間も見逃せません。

時代の流れをつぶさに察知し、常に表現への挑戦を続けるCLAMPの技法や画材の変遷などを知ることができる貴重な展覧会となっています。

©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.
©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.／CLAMP展製作委員会

edit & write: yoko sueyoshi

会期：2024年7月3日（水）～9月23日（月・休）　
開催時間：10:00～18:00　※毎週金・土曜日は20:00まで　※入場は閉館の30分前まで
休館日：毎週火曜日 　※7月3日（水）・4日（木）・5日（金）は開幕記念限定チケット（申し込み終了）をお持ちの方のみ入場可能
会場：国立新美術館 企画展示室2E
費用：一般2,100円、大学生1,400円、高校生1,000円

※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。


日本漫画界で輝き続ける、伝説的創作集団の世界に迫る

森ビル デジタルアート ミュージアム：エプソン チームラボボーダレス

2024年2月9日（金）、麻布台ヒルズに「森ビル デジタルアート ミュージアム：エプソン チームラボボーダレス（以下、チームラボボーダレス）」が東京・お台場から移転オープンしました。

森ビルとアート集団チームラボが共同で手がけたチームラボボーダレスは、最先端のデジタル技術を駆使した70以上の作品群が展示され、境界のない世界を構築している「地図のない ミュージアム」です。非現実感が漂うアート空間に身体ごと没入することで、「さまよい、探索し、発見する」ことができます。

複数の新作を含むアート群はさらに進化。コンピュータプログラムで描かれる花や滝など自然界に存在する美、多層的な線で表現される炎、生き物のようにうねる波など、自然界の事象をアート空間に落とし込んでいます。花や蝶に触れると散るという、観覧者とアートが相互に作用するインタラクティブな仕掛けがユニークです。

自然界だけではなく、光による巨大な彫刻や無数の球体群によって埋め尽くされた空間など、非現実なアート空間も多数。奥行きを感じない無限に広がる空間に没入できます。唯一無二の幻想的なアートは、来場する人の心を揺さぶり、感性を刺激するはずです。

会期：常設
開催時間：10:00～21:00（最終入館は閉館の1時間前、開館時間は変更になる場合有。公式ウェブサイト要確認）
休館日：第一・第三火曜日（休館日は変更になる場合有。公式ウェブサイト要確認）
会場：麻布台ヒルズ  ガーデンプラザB  B1
住所：東京都港区麻布台1-2-4
費用：大人（18歳以上）：3,800円〜、中学生・高校生（13～17歳）：2,800円
、子ども（4～12歳）：1,500円、3歳以下：無料、障がい者割引：1,900円〜
※事前日時指定予約制。※大人と障がい者割引につきましては変動価格制を導入し、日によって金額が異なるため、日別の価格を要確認
※現地での購入の場合、上記価格に＋200円


※チームラボ 展覧会風景「森ビル デジタルアート ミュージアム：チームラボボーダレス, 東京」2024 東京 麻布台ヒルズ © teamLab, courtesy Pace Gallery
※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。


「境界のない無限の空間」へ、圧倒的没入体験

パエリア・タパス祭り2024 in 横浜赤レンガ倉庫

2024年4月12日（金）～14日（日）に、「パエリア・タパス祭り2024 in 横浜赤レンガ倉庫」が開催されます。

有名スペイン料理店が出店、来場者数は約8万人を見込んでいる日本最大級のスペイン料理の祭典。注目はイベントのタイトル通り、スペインのバレンシア地方が発祥の郷土料理「パエリア」と、アンダルシア地方が発祥といわれる手軽に食べられる「小皿料理」です。

各店が腕をふるって、ここでしか味わえないパエリアとタパスを提供します。また、スペインビールやワイン、スペイン産のスパークリングワイン「カヴァ」などドリンクも目白押し。本場スペインのバルの世界観を満喫できます。

直径1.5メートルの巨大パエリア鍋が登場。一度に200人前作る様子は圧巻です。パプリカやインゲンなどの野菜を使ったパエリアアートも披露されます。また、来場者の投票でパエリア・タパスの日本一を決める「パエリア選手権」と「タパス選手権」も見逃せません。

フラメンコ協会による圧巻のステージや、ベネンシアと呼ばれる細長いひしゃくを巧みに操りシェリー酒をグラスに注ぐ技術「ベネンシアドール」のパフォーマンスなど多彩なプログラムも用意。横浜赤レンガ倉庫がスペインの熱気に包まれるイベントとなっています。

会期：2024年4月12日（金）～14日（日）
開催時間：11時～20時　※最終日は18時まで
会場：横浜赤レンガ倉庫（神奈川県横浜市）
費用：無料（飲食代は別途）


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
※画像はすべて過去開催時のもの

スペインの食文化を堪能！「巨大パエリア」も登場する美味しい祭典

勇者はUXデザインから生まれる？人生の大切なことをゲームから学ぶ展

2024年3月15日（金）〜4月14日（日）、東京・丸の内にあるGOOD DESIGN Marunouchiで「人生の大切なことをゲームから学ぶ展」を開催中です。

ゲームセンター、ビデオゲーム、スマホゲームと、ゲームは時代を超えて形を変えながら、人々の生活に身近な存在として浸透してきました。アクションやパズル、RPGなど様々なタイプのゲームがありますが、そのゲームを構成するデザインもキャラクターや背景、操作画面など様々な要素があります。デザインの中には「ゲームの体験」も含まれ、UXデザインと呼ばれています。

UXデザインの視点からゲームを捉えるという切り口で企画された本展は、誰もが体験する8つのテーマ【成長、勝利、仲間、困難、お金、挑戦、時間、考え方】をもとに、新たにオリジナルゲームを制作。会場ではゲームを無料で体験できるほか、約550名を対象に実施した独自アンケート結果や、UX・ゲームの専門家インタビュー、ゲームに親しんできた各界のトップランナーのコメントなどを展示。企画展を通してゲームに隠されたUXデザインに触れることができます。

例えば、「成長に関する学び」にフォーカスしてゲームとして制作された「めざせ！カンフーマスター」は、青年の修行を通じて、失敗と成功を繰り返して自身の成長を実感します。「困難な状況に関する学び」をテーマにした脱出ゲーム「ASTRO SURVIVOR」は、ある星に墜落したロケットからの脱出を目指す主人公が、暗い船内の中を彷徨いながら突破口を見つけ出しゴールを目指すという内容。

テーマごとに作られたゲームから、どのような学びを得られるのか、実体験できる展示会となっています。UXやゲームの専門家インタビューやゲームに親しんできた各界のトップランナーのコメントも必見です。

会期：2024年3月15日（金）〜4月14日（日）
開催時間：11:00〜20:00（最終日は18時閉館）
会場：GOOD DESIGN Marunouchi
住所：東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
費用：無料（混雑時は入場制限※30分ごと/整理券配布）


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

<お問合せ先>
人生の大切なことをゲームから学ぶ展 企画チーム（株式会社たきコーポレーション）
e-mail：info@gamekaramanabu-ten.com

8つの学びを得られるオリジナルゲームを体験

ゴッホ・アライブ

2024年1月6日（土）～3月31日（日）まで、品川の寺田倉庫G1ビルで、ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」を開催中です。

「ゴッホ・アライブ」は、ゴッホが描いた傑作を細部まで色鮮やかに再現した3000点以上の画像を、壁、柱、床などあらゆる場所に映し出し、ゴッホの名画を新しい体験として現代に蘇らせた展覧会です。これまで、世界99都市を巡回し900万人を動員。記念すべき世界100都市目の開催地として、東京に上陸しました。

ダイナミックで目を見張るような映像体験空間はもちろんのこと、静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞するという従来の鑑賞法とは異なり、クラシック音楽、光、アロマなどに包まれた空間の中でゴッホ作品を体験できます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りは、作品とともに深く記憶に残るはず。

ゴッホの名画でお馴染みのひまわり畑や、ゴッホの部屋などを再現したフォトスポットも。会場すぐの「WHAT CAFE」にて、ゴッホ作品をイメージした「ゴッホのひまわりドライカリー」、名作「星月夜」をテーマにしたカクテルなどのオリジナル商品も販売中です。

edit & write: yoko sueyoshi

会期：2024年1月6日（土）～3月31日（日）
開催時間：10:00～18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで
会場：寺田倉庫G1ビル
住所：〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目6−4
費用：一般3,000円、高校・大学生2,000円、小・中学生1,500円 ※未就学児入場無料


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

芸術×エンタメの新境地。ゴッホの名画を五感で堪能

TENNOZ ART FESTIVAL 2024

2024年1月10日（水）～3月31日（日）まで、天王洲アイル各所で、「TENNOZ ART FESTIVAL 2024（天王洲アートフェティバル2024）」を開催中です。

水辺とアートをキーワードに賑わいと魅力ある街づくりを推進している天王洲アイル。この場所で2019年から継続して開催されている「TENNOZ ART FESTIVAL」は、天王洲アイルを「アートの島」とし、屋内外のスペースや運河沿い建築物にアートを描くプロジェクトです。

運河沿い建築物への大型壁面アート、品川区の公共桟橋待合所や公園施設への壁面アート、桟橋空間における立体アートの展示、駅通路での壁面アートなど、プロジェクトを通じて設置してきた展示作品は、全18箇所に22作品にのぼります。

5回目となる今回は、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に世界的に活躍する現代アーティスト山口歴（めぐる）氏を迎え、天王洲運河沿いの寺田倉庫T33ビル壁面に、高さ約40ｍ、横幅約22ｍの大型壁画を公開制作します。

天王洲エリアでは、他にも建物やシャッター、壁など街中のいたるところで、これまでの「TENNOZ ART FESTIVAL」で制作された作品を目にすることができます。運河沿いを散歩しながらアートを楽しめるスポットです。

edit & write: yoko sueyoshi

会期：2024年1月10日～3月31日（以降は通常展示）
会場：天王洲エリア（計18箇所） 
費用：無料


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

「アートの島」の祭典で、約40mの大型壁画が運河沿いに出現

開館20周年記念展／帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築

2024年1月11日（木）～3月10日（日）まで、パナソニック汐留美術館で「フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築」を開催中です。

フランク・ロイド・ライト（1867‒1959）は、「帝国ホテル二代目本館」や「自由学園」など、日本でも建築物を手掛けた、アメリカ近代建築の巨匠です。四半世紀ぶりの本格的なライト回顧展となる本展は、全7セクション、41のストーリー、ライトによる肉筆のドローイング39点を含む資料約360点（写真含む）で構成しています。

セクションは、明治政府のもとで近代的な都市に変貌を遂げつつある日本と、ライトのつながりを知る「シカゴ―東京、浮世絵的世界観」からスタート。1893年のシカゴ万博で日本のパヴィリオン「鳳凰殿」を知り、日本文化に触発されたライトは、1905年に日本を訪問。浮世絵に着想を得た建築図面を考案するなど、日本と深いゆかりを持ちました。

その他にも、近代的な教育理念に基づく「クーンリー・プレイハウス幼稚園」、生涯を通じて取り組み続けた高層ビル設計、多文化的な要素を取り入れた都市計画案など、ライトの世界観は広がっていきました。91年の人生を通して、500件を超える建築物を残したと言われるライト。その足跡を余すところなく紹介する展覧会となっています。

会期：2024年1月11日（木）～3月10日（日）
休館日：水曜日　※3月6日（水）は開館
開催時間： 午前10時より午後6時まで（入館は午後5時30分まで）
※3月1日（金）、8日（金）、9日（土）は夜間開館午後8時まで（ご入館は午後7時30分まで）
会場：パナソニック汐留美術館
住所：〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1　パナソニック東京汐留ビル4階
費用：一般：1,200円／65歳以上：1,100円／大学生・高校生：700円／中学生以下：無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
※画像写真の無断転載を禁じます。

時代を超えて輝く近代建築の巨匠、ライトの建築に迫る

おでんで熱燗ステーション

2024 年 2 月 1 日(木)から4 日(日)にJR 両国駅の3番線ホームで「おでんで熱燗ステーション」が開催されます。

会場はJR両国駅の3番線ホーム。普段入場できないことから「幻のホーム」と呼ばれるエリアです。間近で電車の往来を眺められる場所に、レトロな大衆酒場を彷彿とさせるスポットが登場します。

用意される日本酒は、国内で唯一の燗酒を専門にした「全国燗酒コンテスト」に入賞した逸品。温めることでうまみが増し、料理を引き立てる燗酒の魅力を多くの人に知ってもらおうと2009 年にスタートしたコンテストです。2023年は241 の酒蔵から 808 点の出品があり、最高金賞は 42 点、金賞 206 点が選出。「おでんで熱燗ステーション」には、入賞蔵元が日替わりで計20社参加します。

紀文のレトルトおでんと、明太子マヨネーズ入りのカニ風味蒲鉾人気商品「したらば®」を熱燗とともに味わえます。駅のホームのコタツで温まりながら熱燗を嗜むという非日常を満喫できる貴重なイベントとなっています。

会期：2024 年 2 月 1 日(木)から4 日(日)
開催時間：1 日（木）・2 日（金）14:30～/15:50～/17:10～/18:30～/19:50～、
3 日（土）12:30～/13:50～/15:10～/17:00～/18:20～/19:40～、
4日（日）11:10～/12:30～/13:50～/15:10～ ※各回 60 分入れ替え制
会場：JR 両国駅 3 番線ホーム
参加費：3,500 円（税込み・完全前売り制）※紀文「おでん一人前」「明太マヨ in したらば®1 袋」、ぐい飲み、日本酒チケット 10 枚（1 枚 1 杯分）付き
※各回開催時間までに要購入
※第1次発券分のチケットは完売。2月1日（木）20:30に約100枚を追加発券予定


※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。

駅のホームに出現！全国熱燗コンテスト入賞作の酒とおでんを満喫

キース・へリング展　アートをストリートへ

2023年12月9日（土）から2024年2月25日（日）まで、森アーツセンターギャラリーで「キース・へリング展　アートをストリートへ」を開催中です。


1958年に米国ペンシルベニア州に生まれ、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで絵画や映像、インスタレーションなど多様な美術表現を学んだキース・へリング。公共空間でアートを展開する方法を模索し、人種や職業などに関係なく多くの人が利用する地下鉄に注目。「ここに描けばあらゆる人が自分の作品を見てくれる」と、1980年代初頭にニューヨークの地下鉄駅構内で、空いている広告板に貼られた黒い紙にチョークでドローイングする活動「サブウェイ・ドローイング」と呼ばれるプロジェクトを展開し、脚光を浴びました。

その後、キース・ヘリングは大衆にダイレクトにメッセージを伝えるため、ポスターという媒体を活用。題材は核放棄、反アパルトヘイト、HIV・エイズ予防、性的マイノリティのカミングアウトを祝福する「ナショナル・カミングアウト・デー」などの社会的なものから、アブソルート・ウォッカやスウォッチなどとのコラボレーション広告といった商業的なものまで多岐にわたります。

アートの力は人の心を動かし世界を平和にできるものだと信じていたヘリングは、ポスターだけでなく子どもたちとのワークショップや壁画など多彩な手法でメッセージを送り続けました。

アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアなど稀代のアーティストとともに、カルチャーシーンを牽引し、国際的に高い評価を受けたキース・ヘリングは、世界中で壁画制作やワークショップの開催、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を積極的に実施しました。

1990年にエイズによる合併症により31歳という若さで死去したキース・へリング。本展では、発光する作品、闇に浮かび上がる展示、80年代ニューヨークさながらの喧噪を感じさせる空間に、アイコニックなモチーフから大型作品まで、キース・ヘリングの世界観を体現する約150点が勢ぞろい。キース・へリングの10年あまりのアート活動の足跡を体感できる貴重な機会となっています。

※画像クレジット：All Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation 

会期：2023年12月9日（土）から2024年2月25日（日）
開館時間：10:00～19:00（金曜日・土曜日は20:00まで）
会場：森アーツセンターギャラリー 
住所：〒106-0032東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
入場料：一般、大学生・専門学校生2,200円、中高生1,700円、小学生700円（※すべて税込み）※事前予約制（日時指定券）

※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
