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ミライのヒント

2026.7.24

【前編】祭りは人間の「必須栄養素」。芸能山城組に聞く、人が集い、つながる場の必要性

「完成された体験」を来場者に届ける。多くのイベント制作がそうした発想に立つ中、異なるアプローチで祭りをつくり続けてきた集団があります。それが芸能山城組です。1974年の結成以来、世界各地の民族芸能を自ら調査・研究しながら実践を続けてきた有志の集団でありながら、映画『AKIRA』の音楽を手がけたことでも国内外にその名を知られています。 彼らが目指してきたのは、観客と演者を分けない「都市における未来の祭り」のプロトタイプをつくること。毎年新宿で開催される「ケチャまつり」の準備や運営の段階から人を迎え入れ、約50年という時間をかけて、一つの文化とコミュニティを育んできました。人が集まり、つながり、やがて自らも担い手へと変わっていく。そんな場は、いったいどのようにつくられるのでしょうか。 2025年から芸能山城組の活動に加わったベニューリンク編集部の尾亦耕平が、40年以上にわたり活動を続けている本田学氏に、イベントの参加設計と組織づくりのヒントを聞きました (Profile) 本田 学(ほんだ・まなぶ)氏 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 部長 1988年京都大学医学部卒業。1995年京都大学医学研究科博士課程修了。米国国立保健研究所(NIH)訪問研究員、自然科学研究機構生理学研究所准教授などを経て、2005年9月から現職。学生時代は関西地方を中心に活動し、ケチャまつりや公演などの大きなイベントごとに東京に通っていた。大学院入学と同時に、芸能山城組の中の研究集団である文明科学研究所(所長:大橋力、芸能山城組組頭・山城祥二の本名)の一員として本格的に研究活動に参画。現在は、組頭・山城祥二こと科学者・大橋力が発見したハイパーソニック・エフェクトを健康・医療領域に応用した「情報医療」の研究開発に取り組んでいる。 尾亦耕平(おまた・こうへい) 電通ライブ 経営推進局 AI・ワークイノベーション部、ベニューリンク編集部所属。大学で建築を学ぶもドロップアウト。映画好き(もちろん『AKIRA』大好き)が高じて、広告映像の世界へ。フィルム、デジタル/リアル空間体験、アート〜ストーリーテリングまで幅広く手がける。音に人一倍こだわりをもち、水族館やフラワーアート展示などにおけるサウンドインスタレーションを行ってきた。2024年にケチャまつりを初鑑賞。文字通り心動かされ、祭りの設営や露店などの運営支援、一部演目を担う「祭仲間」として芸能山城組に参画。2025年に夏のケチャまつり、冬の公演に続き、今夏のケチャまつりに向け年始早々に有給取得申請済み。目下、毎週の稽古や美術セットづくりを手伝う。

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2026.2.24

卓越した企画力から国際案件のリードまで。ワンストップ体制で応えるDNAの進化する総合力に迫る

40年以上にわたり、世界的なイベントや万博をはじめ年間300件超のプロジェクトを手がけてきた総合イベントプロダクション「DNA」。企画・クリエイティブ・運営・事務局をワンストップで統合し、体験の力を通じて人々に感動と気づきを届け、その積み重ねによって社会全体にポジティブな変化を生み出しています。積み上げてきた職人の知、組織力の強化、そして最新技術を掛け合わせながら、クライアントとともに、「人の心を動かす。社会の心を動かす。」――そんな瞬間をつくり出す企業魂の背景にある、これまでの軌跡とこれからの挑戦についてインタビューしました。

2026.1.23

体験を塗り替える光の演出。心震える実例から読み解く最新トレンド

光の演出には、空間の印象を一瞬で変え、観客の心を動かす力があります。こうした体験の質を形づくる光の価値は、いま世界各地の現場で着実に進化しています。その進化を最前線で見つめてきたのが、テクノロジーを駆使した新たな表現を追求するクリエイティブ集団「MPLUSPLUS(エムプラスプラス)」のCEOとして、光による表現の開拓に取り組む藤本実さんです。 海外のフェスティバルやアートイベント、インスタレーションへの参加を通じて、光が空間と観客の感情にどんな変化をもたらすのかを探求してきました。そんな藤本さんが実体験で得た知見をもとに、イベントの企画や演出の次の一手として取り入れられる光演出のヒントをお届けします。

2025.9.30

人を想う心が成長の原動力。ティーライブが届ける共感と信頼の体験

ティーライブはイベントプロデュース事業とソーシャル事業を軸に、人と人がつながる時間を創り出してきた制作会社です。展示会やプロモーションイベント、補助金関連事業など、一見異なる分野に見える事業領域に共通するのは、「人のために働く」という姿勢。創業から25年、人を信じ、人に頼られる存在を目指して歩んできたティーライブの軌跡と、これからの挑戦について、取締役の植木徳彦氏と小森優樹氏に伺いました。

べニューニュース

2026.7.31

その記憶は本当に正しいのか。現実を疑い始める体験型展覧会

本展は、「行方不明展」「恐怖心展」などシリーズ累計約40万人を動員してきた株式会社闇による最新作です。 「記憶汚染展」は、展示を眺めるだけの展覧会ではありません。自分自身の記憶と向き合い、その確かさを疑ってみる体験型の展覧会です。私たちが「これが現実だ」と信じていられるのは、自分の中にある記憶を拠り所にしています。しかし、もしその記憶が事実と異なっていたとしたら、これまで信じてきた現実は、一体どうなってしまうのでしょうか。 本展が扱うテーマのひとつが、「マンデラエフェクト」と呼ばれる現象です。実際には存在しない出来事や事実を、多くの人が「確かにそうだった」と記憶してしまう現象を指します。 パンダの尻尾は、本当に黒かったでしょうか。ベートーヴェンは肖像画の中で、羽ペンを握っていたでしょうか。「ヴィーナスの誕生」で女神が立っていたのは、開いた二枚の貝の上だったでしょうか。

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べニューニュース

2026.7.24

30分間のスリル溢れる逃走劇。人気TV番組がバーチャル空間に進出

2026年6月27日(土)から9月27日(日)まで、お台場・ダイバーシティ東京で、フジテレビの人気番組「逃走中」初となる公式VRイベント「逃走中リミナルワールド VR空間で逃げきれ」が開催されています。 「逃走中」は世界各国で放映され、アニメ化や映画化もした大人気コンテンツ。そのスリルをVR空間へ持ち込み、来場者自らが「逃走者」となってハンターから逃げ切る体験型アトラクションです。 VRの舞台となるのは、「リミナルスペース」をモチーフにした異世界です。「リミナル」とは、境界や移行の途中にある状態を表す言葉。インターネット文化では、人のいない廊下や無機質な待合室、営業時間外の商業施設など、見覚えがあるのに、どこか不気味で現実離れして見える空間のことを指します。

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べニューニュース

2026.7.13

心を動かす物語のはじまり。スクリーンの向こうにある、創作のまなざしに触れる

2026年6月20日(土)から8月31日(月)まで、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで、『時をかける少女』公開20周年を記念した展覧会「細田守の原点展」が開催されています。 絵コンテ、レイアウト、原画、背景美術など300点を超える制作資料を過去最大規模で公開。映画や絵画からのインスピレーションを大胆に取り込み、エンターテインメントの第一線を走り続ける細田守監督の映像演出の魅力と、作家としての普遍的なテーマに迫ります。

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2025.9.10

巡回展から万博へ。設立85年の日展が示す「全員がプロデューサー」の真価

2025年に設立85年を迎える日展は、博覧会や展示、イベント、文化施設など、多彩な分野で空間づくりを担うプロデュース企業です。時代の変化にあわせて事業領域を広げ、近年は「全員がプロデューサー」として幅広い案件に対応できる体制を整備。営業・デザイン・制作が一体となり、スピードと柔軟性を兼ね備えた提案を可能にするとともに、社員一人ひとりが専門性を磨きながら成長を重ねています。85年の挑戦の軌跡と、次の時代に向けた展望を伺いました。

2025.8.8

原点はグラフィック。顧客に寄り添い続ける、ワールドカラーの創造力と対応力

神田神保町に本社を構える株式会社ワールドカラーは、グラフィック制作、展示会・イベント企画、空間演出、Web制作まで多岐にわたる事業を手がける総合プロダクション企業です。創業から46年を迎える同社の強みは、企画・デザインから製作・施工まで一貫して対応するワンストップサービスにあります。現在の事業展開に至るまでの歩み、そしてクライアントの課題解決に真摯に向き合う姿勢について、取締役社長 中原康哉氏と執行役員 辻井孝育氏にお話を伺いました。

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ベニューリンク特集

コラム

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【後編】新宿55HIROBAとケチャまつり。半世紀続く「場所」と「祭り」の関係

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30分間のスリル溢れる逃走劇。人気TV番組がバーチャル空間に進出

心を動かす物語のはじまり。スクリーンの向こうにある、創作のまなざしに触れる

史上最大級!ひみつ道具や名シーンが目の前に。100体超のドラえもんに出会う

200キャラクター超が集結。世代を超えて愛される「カワイイ」の秘密

約1万人動員を記録した「脳がよろこぶ」体験型フードフェスが、東京・秋葉原で再び開催

2026.4.27

【後編】「感動の消費」から「主体性の尊重」へ。テクノロジーが切り拓く、属性やバイアスを越えたイベントの未来